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2002/11/01 00:00:00 |
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さて、今回のお話は、LEGACYTouringWagonです。
話は、買った直後なんですが、GT=ターボを買いましたので、当然、事前にいろいろ聞いたりしまして、ターボタイマーと言う、機械を入れないと行けないと言うことを知っておりました。で、納車日早々、オートバックスまで行きました。 行ってみてびっくり、種類はあるだろうと思っていましたし、値段もピンキリであろうと予想していましたが、これがまた、数千円から数万円までいろいろあるではないですか。更に、形状も数種類ありましたね。 で、あまり詳しくなかったので、店員さんに相談することにしました。 ですが、聞けば聞く程迷いが深まっていくので、困ってしまいました。
ちょっと脱線しますが、ターボタイマーって何? と言う方がいると、この話面白くないので、ちょっと説明しますね。 先ずは、ターボから。 凄く簡単に言えば、扇風機のファンのように羽が付いたものです。もしくは、タービンと言えば、分かる方もいるかと思います。 で、このターボには、扇風機のようにモーターは付いてません。 では、どのように回すかと言えば、エンジンから出てくる排気ガスを一定方向から吹きかけて回します。近い物で言えば、そう、風車を連想して下さい。この風車に息を吹きかける時、多分、外側に吹きかけると思います。よく回りますよね。 原理は同じで、排気ガスを一カ所から流す(吹きかける)と、ファン(ターボではフィンと呼んでます)が付いてますから、当然回ります。 で、この回ったフィンの軸が、もう一つのフィンに繋がっていて、もう一つのフィンが回れば、扇風機と同じ要領で風が起きる訳です。 風を起こすフィンには、出入り口が一つずつしか開いてませんので、結果とし空気を取り込むことになります。 出入り口が一つずつと言うことは、密閉されていると言うことです。 ターボの原理が何となく分かった方。 回すと言うことは、中心がある訳で、それが軸ですね。 では、回すとどうなるか。はい。摩擦が発生して、熱が発生します。 更に、密閉されていると言うことは、中の熱は逃げにくい訳ですね。 で次は、本題のターボタイマーです。 走行を終えて直ぐエンジンを止めると、当然全て止まります。 排気ガスもでなくなり、いきなりフィンが止まることになります。 ここが重要なんですが、いきなり止まると溜まった熱が逃げられませんし、熱膨張と収縮により、金属疲労が早く起こります。 よって、ターボが壊れることになるんです。 で、エンジン停止後1分とか30秒とかタイマーを使って、極力熱を逃がしてやるんですね。それがターボタイマーなんです。
お勉強はこんな感じで、話を戻しましょう。 悩んだのは、当然お金を掛ければ、高性能な物や、多機能な物が買えますが、エンジンチューンや、ターボチューンをする訳ではないので、そこまで入らないと思ってました。 安くなると、タイマー表示とかがなかったですね、動作しているのか分からないじゃないですか。 で、おすすめを幾つか教えて貰って、その中から、7000円程度の物だったと思いますが、悩んだあげくに選びました。 良し。と思っていたら、「今在庫がないんですよ」と、言われ。 は? ない物勧めたのか! と思いましたが、購入済みでしたので、泣く泣く。入荷時期を聞くと、月末ちょっと前(日付忘れました)。 仕方なく、作業の予約を入れ、質問。 タイマーなしで大丈夫か、聞いてみました。すると「ターボ回さなければ大丈夫ですよ」との回答。 BFのLEGACYご存じの方はおわかりと思いますが、この車のターボって、低回転で回るんですね。2500回転未満で……。 BFのエンジンは、1000~2000回転では、トルクが殆どありません。いや、重量から考えると無いと言っても良いですね。 だもんで、取り付けるまでは、2000ちょい位の回転を越えないように走るのが大変でした。 エンジンは高回転型だから、踏みすぎると直ぐ2000を越えてしまい、タービンが……。 まぁ、そんな時は、人間による手動タイマー、俗に、アフターアイドリングをしてましたけれど。 で、めでたくターボタイマーを設置した後は、慣らしの範囲を超えないように、タービン回してました。 気にしすぎたのかも知れませんが、でも、ターボはデリケートであることに変わりありませんし、壊れると交換は結構高額ですから。
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BFのEJ20ってエンジンは、スバル初のツインカムになります。 シングル時代は、燃費がよいと言われていた記憶があるんですが、初のツインカムにターボで、素性が高回転だものでから、本当に、低回転でのトルクがありません。 運転したことのある方はご存じでしょう。 右にも書いてますが、2000回転までのトルクって、本当にありません。いや、足らないんでしょうね。 友人が運転したとき、試しに2000回転までで走らせてみて。と言ってやってもらいました。 友人も、ほんと、走らんね。と言ってました。 しかし! ターボ回すと凄いの何のって、ガツンと踏めば、ドッカンターボが出来るくらい。 ちなみにステーションワゴンですよ。
この車も、いろんなことがありましたね。 それはいつか。
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