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更新時のコメント、お知らせ、エッセイなどを記載しております。
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2003/02/07 00:00:00 |
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さて、今回は、車のこと、ではなく、装備についてのお話です。 車にいろんな物を付けてらっしゃる方、結構いますよね。 最近だと真っ先に思い浮かぶのは、ナビ、ではないでしょうか? まぁ、アコードを購入した時は、そんな物、陰を形もありませんでしたね。 当時の後付は、もっぱらオーディオでしたね。まぁ、私は、車をオーディオルームにするつもりはなかったので、純正のままでしたけど。まぁ、今程音質が良かった訳でもないですしね。 で、オーディオの話ではなく。 もう一つ、流行っていたようであり、それほどでもないような物です。 まぁ、それなりに人口は多かったのではないかと思ってます。何しろ、ディスカウントショップにも売ってましたから。 それは何かと申しますと、パーソナル無線です。 当時、友人も車を持っており、人数が増えると、二台で出かけることもたびたびでした。 また、携帯電話なんてのもなかったので、はぐれたら最後、出会えるのだろうかと言うことになるのです。今じゃぁ、考えられないですけどね。 で、友達から、パーソナル無線という物があるぞ、と言う話で、先ずは、物を見に行きました。いつものことですが、先ずは製品を確かめ、いろいろ見たり調べたりしてから決定します。 このパーソナル無線、ハム、CB無線などと同じで、免許がいるんですよ。まぁ、免許と言っても、試験はありません。 機器を購入して、手続きをすればもらえる物ですから。 只、公共の電波を使用する訳ですから、当然、税金のような物があります。年間700円程だったと思いますが、それを支払いさえすれば、お咎めなく使用できます。 値段をすっかり忘れましたが、2~3万くらいだったと思います。 先ずは、私が買ったのかな? 忘れましたが。 機器自体は、センターコンソールのオーディオスペースサイズの1DINです。が、アコードにはスペースがなく、ステーやら何やらを購入して、助手席の足下に固定しました。 アンテナは外に出さないと行けないので、カーペットの下をはわせて、見えないようにして、トランクまで引き回して台座を取り付けました。 アンテナを建てて、設置完了!! でも、手続きが残ってます。 手続きは、機器を置く所在などを書類に記入し、ROMと呼ばれるICが付いてるんですが、これも同封して送るだけです。 簡単でしょ? 手続きはこれで終わりなんですが、使える状態になっていないんです。 上で書いた、ROM。これがないと送信できないんですよ。でも、購入時には、そのROMには何も書かれてなく、そのままでは使えません。 手続きと一緒に情報が書かれる訳です。 その間、受信だけは出来ますので、人の話を聞くことが出来ます。それだけですが。 まぁ、その間、機械の使い方を覚えたり、マナーや、話し方などを聞いてました。 送り返されたROMをセットして、先ずは、どきどきしながら相手を捜しましたが、初は、あいにくと相手が近くにいなかったようで、しばらくは話できませんでした。 それから、車に積んでる訳なので、当選移動局になる訳で、移動中に相手を見付けて話していても、お別れすることもたびたびありました。また、回線数も少なめなので、使用している回線のまま移動すると、お互いに割り込むことになります、その場合は、どちらかが自発的に引いて空いてる回線を探すのです。 これは、パーソナル無線のマナーです。 緊急回線や、いろいろありますが。 二台で出かけた時は、これを使って、信号で捕まったりした時なんか、どこそこまで言って待ってる、なんてやりとりも出来たし、便利ですね。 仲間内だけではなく、不特定多数の人と話が出来るの良いかと。 そうそう、友達が、晴天で、高台から飛ばしたところ、なんと、木更津の人と交信できたと言ってましたね。 そんなすばらしい、便利で、楽しいパーソナル無線は、今はもう手元にありません。 また、購入することも出来ないですね。 これこそ、時代の流れ、なのでしょうか? 今は、携帯電話ですから、どんなに遠くても話が出来ますしね。 不特定多数の人と気軽に、楽しく喋れるこんな製品は、今の世の中にはないです。 まぁ、感傷に耽っていても仕方ないのですが、いつか、名前を変えてでも復活して欲しいと思います。 そうそう、こんな事もありました。 ある日、友人と、気ままに多摩川に近いところを夜走っていた時です。 緊急を知らせるコールが鳴ったのです。 徐にマイクを取り上げ呼びかけに答えると、車が川に落ちてしまったというので、とりあえず、その現場に向かいました。 車を降りて、コールした方の所に行くと、ランクルが、河原から1m落ちた下にいるじゃぁないですか。 聞いたところ、暗くて、先が見えず誤って落ちたらしいんですが、どうにも困りました。相手はランクル、こっちはアコードです。 どう考えても引き上げることは無理で、そうこうする内、その方の友人が、近くでクレーンを手配できたそうで、お礼を言われつつ、引き上げることにしました。 まぁ、そこにいてもどうしようもないですし、ねぇ。
後は、そうですねぇ。 これは、別の日ですが、やはり、緊急を知らせるコールが飛び込んできたのです。 が、内容は、緊急でも何でもありません。 普通に会話してます。なんだこいつらは、と思っていると、案の定。 どなたかが、怒ってました。そうなんです。緊急回線ですから、当然空けておかなければ、本当に必要な人が使えなくなるからです。 マナー違反者は、しばらく無視しているようでしたが、怒った方は、電波を調べれば誰だか分かるぞと、言うと、いそいそと引っ込んでいきました。 そこまで言われなければ止めないと言うのは悲しいですが、以前、パーソナル無線を使っている方で、マナーの悪い使用者に出くわし、この機械だけで追跡してほぼ突き止めたという方の話を聞きました。 確かに、携帯の感度のメーターと同じ物が付いてますので、感度の強い方に向かえばある程度の特定は可能です。 パーソナル無線という、当時の便利な通信手段のお話でした。
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パーソナル無線のエピソードとして、別の話もあるんですが、結構な一大事も絡んでますので、その内エピソードとして書きます。
このパーソナル無線、実は、BFレガシィにも移植したんですよ。 ですが、友人がパーソナル無線を諸事情で行方不明にしてしまい、結局手放すことに。 ですので、今はありません。 ま、あっても、通信が出来たかどうか不明ですが。
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